ご無沙汰しています。漁師.jp🐡KITAIです。
少し前になりますが、静岡県立焼津水産高等学校さんとコラボ企画した、【漁師の仕事!船と漁業を知る授業】を焼津港、ウェルシップやいづにて6月1日に開催しました!
午前中は焼津港で船の見学会。
漁師.jpサポーターでもある2社さんが、焼津港に入港した船を見学を快諾してくださいました。
遠洋まぐろはえ縄漁船 第八十八福久丸(焼津まぐろ漁業株式会社・静岡県)
海外まき網漁船 第七十八光洋丸(共和水産株式会社・鳥取県)
直前になって台風情報が出たり前日も雨が降っていたり、その天候のおかげで見学する港が急遽変更になったり・・・
開催前1週間は常に胃が痛くなるようなヒリヒリ展開でしたが、当日はそれすらも吹っ飛ばすような快晴!
漁師.jpスタッフはじめ、関係者に晴れ女が多かったことが功を奏しました。
北海道小樽水産高校、山形県加茂水産高校、富山県滑川水産高校、沖縄県水産高校、といった全国の水産高校生と
焼津市内を中心とした全国の中学生が総勢100名以上!
受付に来たときには緊張した面持ちだった生徒さんが、見学し終えて船から降りてくると「でかい!かっこいい!」と目をきらきらさせていたのが印象的でした。
水産高校生でも、地域によっては大型船を見る機会がほとんどない場合もあります。
「漁船に乗りたい!大型船で働いてみたい!」そう思っていても実際に見てみないことには、イメージがしずらいかもしれません。
そういった生徒さんたちの背中を少しでも押してあげられる、そんなイベントになっていたら嬉しいです。
午後はウェルシップやいづに移動し、漁業ガイダンスを行いました。
毎年恒例の水産高校生に向けたガイダンスとは別室で、普通高校生や中学生を対象とした「漁師の仕事はじめてセミナー」「水産高校を知る授業」の実施も。
「水産高校に入学する生徒は減っていて、定員割れしている学校も少なくない。同じ市内の中学校に通っていても、水産高校の存在すら知らないというケースもある。」
焼津水産高校の先生はこう語っていました。
それでも当日参加された中学生の多くは、焼津水産高校の先生を熱心に聞いていました。
会の終わりに1日の感想を発表してくれた中学2年生の子は
「正直、今日までそんなに漁師という仕事に関心はありませんでした。でも今日遠洋漁船の船内を見学して、絶対に漁師になろうと決めました。そのために焼津水産高校に入学し、しっかり勉強したいと思います。」
という、素晴らしい感想を力強く言ってくれました。
これには大人たち、拍手喝采。漁師.jp小坂会長も、「涙が出そうになりました」とコメントしました。
「漁師っていいな、かっこいいな、なってみたいな」
そう思っている方たちが一歩を踏み出すきっかけになれるよう、もっと頑張ろう。そう思える、私自身にとっても成長できるイベントとなりました。
来年もぜひやりましょう!200人集めましょう!
そういった話になっているらしい(笑)
関係者さんたちの前向きさとタフさに、必死についていくKITAIです(笑)
今回前日から焼津入りして準備や誘導、片付けまで手伝っていただいた漁業会社の皆様には本当に助けられました。
関わっていただいた関係者の皆様に大感謝です。ありがとうございました!!